『パリピ孔明』第1巻。マンガで漢文?
2020/06/27
転生モノのラノベやコミックが昨今大流行ですが、「パリピ孔明」は傑作爆誕の予感大です。長く続いて欲しい、せめて10卷くらいまで行って欲しいな〜と願っています。

「パリピ孔明」(1)
「転生モノといえば「はめふら」終わっちゃったね」

「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」ね。最終回が終わってから、私も「はめふら」ロスな日々…。
「パリピ孔明」第1巻 あらすじ
「パリピ孔明」は現代の渋谷に転生?した美形青年諸葛孔明が、駆け出しシンガーEIKO(すごく性格がいい。ロングヘア)に出会い、彼女の軍師としてやがてクラブシーンで覇業を成し遂げていく(らしい)…というストーリーです。
EIKO=月見英子という名は、諸葛孔明の実在の奥様「月英」さんから取ってるみたいですね。
三国志エピソードが随所に散りばめられていて楽しいです。
クラブのバイト面接では、三国志好きのこわもてオーナーの質問が
「お前が孔明と言うなら聞くが…」

「なぜ馬謖を街亭の守りにつかせた?」

「って、圧迫面接してくるんだよね。」

あの有名な「泣いて馬謖を切る」だね!
EIKOの歌を3回目に聞いた時、これを「三顧の礼」と解釈してEIKOの軍師宣言してみたり。
歴史上の「石兵八陣」の計略を用いて、EIKOのステージを大成功させてみたり。
一生懸命なEIKOはとてもキュートですが、私はむしろ、EIKOに忠節を誓う素晴らしい紳士・孔明の忠実と行動に毎話じ〜んとさせられます。
これで漢文の成績が直接向上するかと言われればノーですが、漢文の世界に興味を掻き立てられて学力が間接的に向上する可能性があるかと問われればイエスです。
「そればっかりやないかーい!」

「確か『禁断の江戸史』って本もそう言ってた」

…。
胸にグッとくるコミックなので是非!
今日はこのへんで。
それではまた…。