小論文を出題するGMARCHレベルの大学はどこ?
2020/06/17
受験小論文というと、国公立大学後期試験や慶應大学の試験で出題される、ちょっと特殊な科目のイメージがあると思います。ではGMARCHレベルの大学には小論文は全く無関係かというと、そうでもありません。
小論文のコツを考えてみた過去記事はこちらです↓
「小論文対策は春〜夏に始めよう」シリーズ 1 【書き慣れ】編
「小論文対策は春〜夏に始めよう」シリーズ 2 【ネタ集め】編
「小論文対策は春〜夏に始めよう」シリーズ 3 【技術】編
法政大学
<受験生さんとその親御さん向けに書きました>
「小論文対策は春〜夏に始めよう」シリーズ 2 【ネタ集め】編
「小論文対策は春〜夏に始めよう」シリーズ 3 【技術】編
小論文の出題パターン
大学入試における小論文には、はっきり小論文とはうたわない広義のものを含めると、以下の3タイプがあります。
1) 一般入試で受験科目として小論文を課す入試方式を用意している大学
2) 国語の試験の中で小論文を出題する大学
3) 自由英作文において小論文的素養が必要になる大学
GMARCHレベルの大学の入試の場合、小論文が問われるのは主に上記(1)または(2)のパターンになります。
なお、GMARCHレベル超えにはなってしまいますが、上記(3)のパターンは、慶大経済学部(※注1)に、また早大だと英語に自由英作文を課す学部(政経・法・国際教養)に、あてはまりますね。
※注1 なお慶大は商学部を除く文系全学部がパターン(1)でもあります。
国語の試験の中で小論文を出題する大学
東京都立大学 前期試験 文系全学部
国語の試験が大門✖︎3問構成となっており、大門3は小論文です。小論文とは言ってませんが。
・大門1: 古文
・大門2: 現代文
・大門3: 小論文(400字)
埼玉大学 前期試験 国語を選択できる文系学部
現代文の大門を構成する各小問は、実質的にミニ小論文です。小論文とは言ってませんが。
一般入試で小論文を受験科目として選択できる入試方式を用意している大学
法政大学
・文学部日本文学科
T日程
青山学院大学
・総合文化政策学部
個別学部日程<B>方式
募集人員 = 55名 (個別日程募集人員の44%)
・地球社会共生学部
個別学部日程<B>方式
募集人員 = 15名 (個別日程募集人員の42%)
・コミュニティ人間科学部
個別学部日程<B>方式
募集人員 = 18名 (個別日程募集人員の23%)
青学の上記3学部の<B>方式は全て、英語と小論文の2科目試験です。
「小論文対策は春〜夏に始めよう」シリーズでもいろいろ書きましたが、小論文は向いてる人には短期間で攻略可能な科目だと思ってます。
英語だけは自信あるが社会や古典は苦手…今から社会や古典をGMARCHレベルに引き上げようとしてももう時間がない間に合わない…でもどうしてもGMARCHレベル以上の大学に行きたいっ…幸い読書は好きで本はたくさん読んできたので雑学は豊富、という方は、<B>方式で一発を狙うのもいいかもしれませんね!
ビリギャルさんはこの戦略で慶應合格を勝ち取られたように見受けられます。
今日はこのへんで。
それではまた…。