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地球社会共生学部【注目学部 in 青学 第1回】特徴・キャンパス・進路・留学

2020/06/25
【受験情報・勉強法】
個性的すぎる学部名なので、ハナから検討対象外にしてしまっている方も多いのではないでしょうか。

私の子が個別入試で受験を予定していた学部の一つです。全学統一日程入試で第一志望の学部に合格してしまったので、国公立大前期試験対策を優先して、結局受験には行きませんでしたが。

「地球」「社会」「共生」という学部名称を解体する



「で、どーゆー意味なん?この学部名」

まず「社会」というワードは、この学部が幅広く社会科学を学ぶ学部であることを示しています。中でも政治学経済・経営学社会学、メディア論情報学等の4専門分野を、学際的に幅広く学びます。

次に「地球」という部分は、学部英語名では"Global"となっています。普通に考えてGlobal >> International ですよね。国際(International)社会という枠組みを超えて、地球(Global)規模の問題を解決する、という決意・思いが込められているようです。

最後に「共生」ですが、学部英語名では"Collaboration"となっています。「社会」科学を駆使して「地球」規模の問題解決に取り組む先の目標として「共生」=「人々が互いを尊重しあいながら生きる共生社会」(青学ウェブサイトより)を掲げています。

学部紹介では「世界の諸問題を、社会科学の力で解決しよう。」というスローガンが掲げられていますが、こうしてみるとまさにそのスローガン通りの学部名であることがわかります。

だんだん「地球社会共生学部」はなかなか良い学部名だと思えてきました。

「でも国際社会科学部とかにしとけば、偏差値爆上がりしてたかもよ?」

…確かに。

昔「情報」というワードを埋め込めば偏差値が爆上がりした時代がありましたが、今は「国際」「教養」「社会」がそのワードになってますので。でもそうしなかったところに、品格矜持を感じるのは、私だけでしょうか??

「ワイが大学を新設するとしたら…」
「国際教養大学国際教養学部ってするわ!」
「流行ワード爆盛りで、偏差値爆発間違いなし!」

…いや、それもうあるから。

グローバル」とか「コラボレーション」って、凄くクールなワードなんですけどね〜。「地球」と「共生」って日本語だと、いまいちそうでもないのが、ちょっと残念です…。

学部ウェブサイトはこちら↓


相模原キャンパス


1〜4年次まで一貫して、相模原キャンパス(淵野辺駅徒歩圏)で学びます。

「ダサそう」

そんなことないみたい。

学部ウェブサイトの卒業生インタビューとか学部留学体験記に登場するOBさん・学生さんたちは、めっちゃ美人さん・イケメンさんたちですよ。相模原キャンパスでも依然このレベル…。さすが青学ですね。


約5ヶ月間の留学が必須


2年次だったと思いますが、約5ヶ月間の留学が義務づけられています。

個性的だと思うのは、留学先が欧米ではなく、また昨今ありがちな中国や韓国でもなく、東南アジアを設定していることです。

具体的にはタイマレーシアの2ヶ国となっています。青学がプログラム連携している有名大学(主に国立)で寮生活をしながら学びますので、かなり安心感があります。

「タイでマンゴーもち米アイス食べたい!」

タイの国民的デザートだよね。去年国際展示会でタイに行く機会あったけど、絶品だよね!!!主食にしたいくらい…。

留学に必要となりますので、英語のSpeaking & Leadingには力を入れているとのことです。

留学費用は40万円程度だったと記憶してます。私はしがないリーマンですが、これくらいなら、なんとか出してやれそう…。

非常にユニークな経験を、大学のサポートで安心して積むことができますね。

想定される進路


学部の学びの趣旨から、卒業後の具体的な進路として、まず国際機関国際NPOなどが思い浮かびます。

それだけでしょうか?いえ。学部ウェブサイトの「想定される卒業後の進路」では「海外に関わるあらゆる分野での活躍が期待されます。」述べています。全くその通りだと思います。

私は、実は地方公務員志望の方にもオススメなのではないかと考えています。海外からのインバウンド需要移民さんが急増している今日、グローバルな共生を自分が務める地域=フィールドで実現していくというビジョンは、今後地方公務員にもますます求められていく資質であると思います。


今日はこのへんで。
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それではまた…。
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