英語長文問題・国語現代文のちょっとしたコツ…設問は本文を読む前にまず確認しておくべきか?
2021/01/31
ノー勉・初回初見で TOEIC 915点を取った過去を持つ i (マークワン。当ブログ管理人)が、ii (マークツー。ぼくの子どもで青学生)に英語の受験指導をしていた頃に、英語長文問題を解く際のルーティーンとして指導していたことを書いてみます。参考になれば幸いです。
※ このアドバイスは英語長文問題と国語現代文に該当します
「まず設問を読んでから本文を読め」って、どうなんでしょう?
国語現代文や英語長文問題について、よく「まず設問を読んで、それから本文を読め」っていいますよね。あれって、本文読んでる間中ずっと、設問憶えていられます?。私だけかもしれませんが、私の場合は、最初に設問を読んでも何について問われてるのかそもそもよくわかっていないため設問が頭に残らず、いざ本文を読み出したら設問は秒で忘れてしまいます。
私のやり方は、まず長文を普通に読み始め、下線部が出てくる都度設問を確認する、ですね。設問に対する解がこれまで読んだ文章に既に含まれている場合は、その場で回答して先へ進みます。解はこれまで読んだ文章には未だなかったなと思う場合は、回答せず先へ進みます。このやり方だと設問はしっかり頭に残りますので、先を読み進めるときに設問の答えを探しながら読むことができます。
大問1が設問の真偽を回答する小問集合で、小問が10問あり、問題文全体を網羅しているという場合も、やり方はあまり変わらないですね。この場合、本文を読み進めながら、適当なところでまず小問(1)を確認しますね。こういう問題の場合、小問(1)〜(10)は本文に登場する順番に並んでいますので、小問(1)が既に読んだ部分に含まれていたらその場で回答しますし、そうでなければまたしばらく本文を読み進めて、再度適当なところで小問(1)を再確認しますね。
設問を先に読んでから本文を読んだ方がいいのは、どんなケース?
ただ「本文全体を通して筆者が主張していることはどれか。下記の(1)〜(5)の中から選択せよ」なんていう問題は、これは設問を先に読んでおいた方がいいですね。
ただそれも、本文を1行も読んでない状態で読んでは、やはり頭に残らないと思います。英語長文問題の場合は、英語の最初の第一パラグラフを読んでからにすると良いと思います。
英文は最初のパラグラフに結論や要旨がまとめられている場合が多いので、第一パラグラフを読むと本文全体の概要がだいたい把握できます。このあとで冒頭で述べたタイプの設問を読めば、本文を読んでいる間も設問を意識していられる可能性が高くなると思います。
国語現代文は…結論や筆者の言いたかったことが、最後まで読まないとわからないとは言いませんが、なかなかわかって来ないことが多いですね。国語現代文は、第一パラグラフだけと言わず、何についての文章なのかがなんとなくわかってくるまで読むしかないですね。
ご参考になりましたら幸いです。
今日はこのへんで。
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それではまた…。