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第二外国語は何を選択するか?(青学は入学手続き時に選択必要)

2021/02/12
【新入学生向け記事】
青学の全学入試が実施され、合格発表をお待ちの方がたくさんいらっしゃることと思います。青学は本命ではないが、合格していれば入学手続きを行ってとりあえずキープ予定の方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

昨年度(2020年度)から変更されていなければ、今年も青学は入学手続き時の際に、履修を希望する第二外国語の登録が必要なはずです。これは原則として入学後の変更ができませんので、慎重に決めておく必要があります。本記事では、第二外国語選びについての私の持論を述べたいと思います。

中国語はこれから本当に重要か?


第二外国語となると「これからは中国語が重要」と考える方が多いのではないでしょうか?外資系企業に詳しい私の意見は「NO」です。

グローバルに活動している外資系企業の海外法人では、社内公用語は英語一択です。私がこれまでに勤務した経験のある外資系企業の本社所在地は4ヶ国に及びます。日本企業も含めると5ヶ国です。全て社内公用語は英語です。英語以外の言語が必要になった経験は一度もありません。

私は中国のとあるグローバル企業にも務めたことがあります。彼らは○BMなどに巨額のコンサルティング費用を支払って社のグローバル化を徹底しており、社内公用語は英語です(みんな英語は下手ですが…)。私がそれ以前に勤めていた、またそれ以降勤めている欧米系外資系企業と、全く変わりません。このため中国語の、ビジネスでの必要性は在職中一切感じませんでした。なお私自身は務めたことはありませんが、韓国のグローバル企業(○ムスンとか)も事情は同じです。

逆に中国に進出する日本企業の中国法人の場合はどうでしょうか。この場合は中国側が子会社になりますので親会社=日本に合わせてくるでしょうね。英語か日本語で中国法人の中国人社員とコミュニケーションすることになるでしょう。顧客とのコミュニケーションは、中国法人で雇用した中国人社員の活躍の場となるでしょうね。日本人社員に中国語は、ビジネスでは不要です。

中国語がビジネスに必要になる時代は、向こう50年は来ないと思います!

では何を基準に第二外国語を選べばいい?


一生その言語圏の国しか旅行できないとしたら、どの言語圏の国を旅して楽しみたいか。私はこれを基準にして選べば良いと思ってます。

治安がそんなに悪くなく、観光する場所がたくさんあって、食べ物がとびきり美味しくて、買い物も楽しい。リゾート地もたくさんあり、ファミリーでも楽しめる。そんな基準で選べば良いと思います。

となると、私ならイタリアとタイの二択ですね!でも非常〜に残念なことに、イタリア語やタイ語を第二外国語として選択可能な大学は聞いたことがないですね。

では何語にしましょうか。選択可能な大学が多い、一般的な第二外国語について、私が非常に狭い視野と到底最新とは言えない体験・情報から述べて見ます。

中国語(北京と深センに5回くらい行ったかな?)


  • ご飯は普通かちょっと物足りない。米が美味しくない。チャーハンは味がしない。焼餃子もエビチリも八宝菜も酢豚も回鍋肉も青椒肉絲もメニューに存在しない←私たちが考えてる中華料理って、本当に中華料理??しかし麻婆豆腐は実在するし美味い。北京ダックはとってもリーズナブルでお得。

  • 漢字なので見当がつくのと写真入りメニューを使う店が多いのとで、オーダーがしやすい店が多い。値段が明示されていて明朗会計な店ばかり。一人でも安心して入店できる。

  • 観光する場所は、北京はたくさんあるが、完全に大人向け。故宮とか天安門広場とか…。リゾート地は基本ない国。海南島があるくらい。子ども連れでファミリーで楽しめる国ではないので、子どもができたら15年くらい行く機会が無くなるでしょう。

  • 人は素朴。よく道とか尋ねられました。

  • ショッピングの楽しみは特に無し。

  • 外国人宿泊可能なホテルとそうでないホテルははっきり分けられている。リーズナブルなホテルには、外国人は宿泊できない。

  • 反日っぽいグループにちょっと絡まれそうになったことがあります。そんな大げさな話では無いのですが…。観光地はともかく、仕事などで普通に下町を出歩いている際は、容姿と合わせると日本人と容易に判断できる日本語や英語は、大きな声で話さない方がいいかもしれません。

韓国語(ソウルとプサンに7回くらい行ったかな?)


  • ご飯はあまり美味くない。カルビ焼肉もキムチもピビンバも冷麺も何もかも、日本人向けに味付けされている日本の焼肉屋で食べるほうがずっと美味い。

  • 観光する場所は、あまり多くない。宮殿みたいなのがいくつかあるが、全部同じなので一個行けば飽きる。

  • 町中ハングルなので、何が書いてあるのかさっぱりわからない。

  • ショッピングは非常に疲れる。商品に値札がないのが普通。気になるものがあったら値段を聞くしかない。ふっかけられているのではという疑念がどうしても残る。しかし試しに値切ってみても、常に冷ややかな応答しか返って来ない。どういうシステム?

  • 少し高級そうな店だと、入店した瞬間から店員がピッタリ後についてくる。立ち止まった瞬間に一方的なマシンガントークが始まるので、それが嫌で立ち止まれない。

  • 東大門市場などはビルの中に小さな店がびっしり入っているが、立ち止まると機械仕掛けの人形にスイッチが入ったみたいに売り子さんがまくし立て始める。ここで試着して買わないという行動ができる勇者がいるのか疑問。商品に触ったら買わずに済まされないのではないか。そんな雰囲気。

  • プサンの有名な魚市場では、場内に入った瞬間の最初の店で、店の主人が通路を通せんぼしてマシンガントークをかましてくる。とりあえず場内一周できたら勇者だと思う。もちろん値段などは一切明示されていない。

  • 食堂などでも値段が明示されておらず、会計時にトラブルになることがあるらしいので注意。私自身はそう行った店に行ったことはないが、市場の周りの地元食堂などに多いらしい。あと街中の屋台は基本そう。

  • 中国・香港・台湾・韓国・タイ・シンガポールに行ったことがありますが、意外に韓国は、海外旅行初心者には最もハードルが高い国だと思ってます。なお海外旅行デビューに最もオススメなのはシンガポール。

スペイン語(行ったこと無し)


  • スペインのほか、メキシコや南米で通じるが非常に治安の悪い国ばかり。スペインも実は治安が悪い。観光地で日中に首絞め強盗が多発する。首絞め強盗とは、チョークスリーパーで失神させた後パスポートや財布をごっそり盗む手口。スペインにはシエスタ=自宅に戻って2時間ゆっくり昼食休憩を楽しむ習慣があり、昼頃人がごっそりいなくなり、無人の観光地をうろつく外国人が格好のターゲットになるとのこと。いっとき年間千人以上の日本人がこれの被害にあっていた時期がある。ミュージシャンでスペイン好きの織田哲郎さんが首締め強盗の被害に2回もあっているのは有名。

・そういえばもう20年くらい前の話になりますが、「浅ヤン」というTV番組の「若者が世界に進出するのを応援する企画」でスペインのバルセロナに滞在してた若い女性が、繁華街のちょっと路地に入ったところで強盗に遭い、パスポートを奪われるという事件がありました…。あのあとすぐ番組終了してしまいましたね…。女性に怪我がなかったのだけが不幸中の幸いでした。

フランス語(行ったこと無し)


  • 観光地も多く、料理も美味いはず(日本のフレンチから判断してます)。

  • コロナでいま東洋人に対する人種差別がキツイらしいが、もともとコロナ以前からキツイという話もきく。ガクトや上沼恵美子が差別体験を語っている(ガクトでさえ…驚き)。

  • が、新婚旅行で人気の仏領ニューカレドニアやタヒチもフランス語圏であることに注目。新婚旅行で片言のフランス語を話せたら、配偶者に超絶アピールとなるでしょう。まぁこういう国際リゾートは英語も通じるのでフランス語が話せなくても全く困らないでしょうけど。

  • フレンチレストランでフランス語のメニューやワインのラベルが読めたら、人生が少し楽しくなるかも。


今日はこのへんで。
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それではまた…。
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