慶應 vs 早稲田、人気はどっち?「志願者数が多い大学」ランキング【東洋経済オンライン】
2021/06/08
一週間ほど前、「東洋経済オンライン」が「最新!『志願者数が多い大学』ランキングトップ50」という記事をネットで公開していました。上の表は、今年2021年3月の志願者数のランキング表(1〜25位)です。
「東洋経済オンライン」視点での分析と評価については記事本文を直接読んでいただくとして、何点か私が感じた事を3日連続で書きたいと思います。
本日は第二弾です。
記事本文はこちら→「最新!『志願者数が多い大学』ランキングトップ50」
早大が慶大よりはるかに人気があるって本当ですか?
「東洋経済オンライン」のランキング表を見ると、早稲田大学(第5位)の方が慶應義塾大学(第21位)より、ずっと人気があるように見えます。
確かに早大は慶大に負けず劣らず個性的な人気大学だと思いますが、人気という観点では両者に大きな差はないと思うのですね。
いや、ブックオフの赤本の回転などを観察すると、むしろ慶大のほうが人気がある印象を受けます。
ランキング表のこのような差が生じる一つの原因として、早大は共通テスト利用入試も行なっているという点があると思います(慶大は行なっていない)。
まだ一昨年の2020年度入試(最後のセンター試験の年度)のデータしか公開されていないのですが、早大はセンター試験利用入試で10,863名もの志願者を集めているのですね。
仮に今年2021年度も同じ程度だとすると、これを差し引くと志願者数はぐっと減り、早大の順位は大きく下がります。
5位(91,659名) → 9位(80,796名)
だいぶ早大と慶大の順位差が埋まってきました…。あれ、それでもまだそこそこ差がありますね?他にも何か要因があるのかもしれませんね。
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