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4科目・5科目型だが数学が必須ではない、マーチ・成成明学の共通テスト利用型入試方式一覧

2021/12/27
【受験情報・勉強法】
共通テストが近づいてきました。いうまでもなく、共通テストは国公立大学だけのものではありません。慶應など一部の最難関校を除いて、共通テスト利用方式入試を行う私立大学は大変多いです。

受験生には大変負担が少ない入試方式であるため(お子さんに気軽に依頼される、スポンサーである保護者には地獄ですが)、共通テストを受験する受験生の皆さんは多くの私立大学に出願されることと思います。

このため、私立大学文系学部の共通テスト利用方式入試は、非常に熾烈な競争となり、難易度は各大学が個別に実施する二次試験よりも高くなります。

私立大学文系学部の共通テスト利用方式入試は英国社3科目型が一般的ですが、4科目以上の受験が必要となる国公立併願型入試も用意している大学も少なくありません。

特に経済学部で多いようです。数理に強い学生を迎え入れたいということでしょう。

共通テスト4科目以上の受験が必要となる国公立併願型入試は、私文専願勢が手を出さないため、3科目型と比べて難易度が下がり、やや合格しやすくなる傾向があります。

科目数が増えれば増えるほど、難易度が下がる傾向があります。

もちろん数学の受験が基本的に求められるわけですが、4科目(以上)型といいつつも実は数学受験を回避できる大学も中にはあります。

今回の記事では、マーチ・成成明学の中で、4科目(以上)型といいつつも数学が必須でない共通テスト利用方式入試を用意している大学をご紹介します。


大学学部入試方式説明
明治 前期4科目方式 英国社+理科基礎2科目でも可
明治 経営 前期4科目方式 英国+地歴公民2科目でも可
中央 前期4教科方式 英国社+理科基礎2科目でも可
中央 文学部 前期4科目型 ドイツ文学専修のみ。
英国社+理科基礎2科目でも可
成蹊 経・法・文 P方式 英国+地歴公民2科目+理科基礎2科目でも可
成城 経済 前期B方式4科目型 英国+地歴公民2科目でも可
成城 法学部 前期B方式4教科型 英国社+理科基礎2科目でも可

注1:成蹊大P方式は、共通テストに加えて、成蹊大全学部統一入試の試験日に英語を受験する必要があります。


成城大は、経済学部は理数科目を完全回避可能です。法学部では少なくとも理科は受験する必要あり。普通は数理に強い学生を求めるのは経済学部だと思うのですが。不思議です。