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2023年10大経済予想【英エコノミスト誌のまとめ記事】

2023/01/01
【受験情報・勉強法】
英国の雑誌「エコノミスト」誌のネット版記事は、毎月数個まで無料で読むことができます。読み上げ音声もついていて、英語のリスニング・リーディング、両方の勉強になります。そして英語の勉強になる以前に、何よりまず内容がいい。英語の勉強だけでなく、小論文対策や、就活のための教養涵養などにもオススメです。

今回ご紹介するのは、エコノミスト誌が年末にまとめた、2023年10大経済予想です。二万四千字の長文ですが、英語長文読解と小論文対策の両方になりますので、受験生の皆様やTOEIC受験予定の方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。

以下に、エコノミスト誌の2023年10大経済予想を簡単にリストしてみます。直接本文を読む…という方にとってはネタバレになりますので、そういう方はここで離脱してください。

(ちなみにユーザ登録が必要です…無料)

ごくごく概要だけつかんでから本文を読みたい…という方は、この続きを読まれてみてください。

1、
米国とヨーロッパの中央銀行は、インフレ抑止のため、更なる公定歩合の引き上げを実施するだろう。
★円高が進行しそう!

2、
インフレが消費者と小売業者に打撃を与えるため、オンライン小売ビジネスの成長は2022年をかろうじて上回る程度にとどまリ、オンラインセールスがしめる割合は小売全体の14%程度となるだろう。

3、
コロナの死亡者はまだ多数でる見込みだが、インフルエンザで死亡する人の二倍を少し下回る程度の水準になるだろう。中国はゼロコロナ政策を緩和するだろう。

4、
アジア地域の石油需要が世界の石油需要全体を1.5%ほど引き上げるが、OPECが生産量の引き上げに同意し、石油価格はやや抑えられるだろう。
★ガソリン代が少し下がりそう!

5、
景気後退と公定歩合引き上げにも関わらず、IT投資は6%程度の増加となるだろう。ただしハードウェアへの停止は後退するだろう。AIへの投資は躍進するだろう。
★投資するならAI関連株か!

6、
新規サブスクライバー獲得のため、ネットフリックスをはじめとするストリーミング事業者は、コンテンツの開発に多額の投資を行うだろう。
★DMM TVも、2022/12/16から「ルパン・ゼロ」の配信始めてますね!

7、
自動車販売は1%増に止まるが、電気自動車のセールスは25%増となるだろう。

8、
米国は中国の三倍以上の軍事費を計上するが、インフレの影響で実際の価値・内容としては昨年度を下回るものとなるだろう。

9、
食料や金属などの「コモディティ」の価格は下がるだろう。

10、
旅行者が戻り旅客機の利用者は30%以上増加するだろう。ただし、依然コロナ前のレベルを下回る。ビジネスでは引き続きリモート会議が好まれ、出張での利用は低調であろう。

おしまい。