「ドラゴン堀江」タワシ(Tawashi)さんの、東大二次試験2020 得点開示結果
2020/03/22
先日の記事で、「ドラゴン堀江」で最もいいセンまで行った出演者タワシ(Tawashi)さんが、番組終了後だいぶたった頃、ご自分のYou Tubeチャンネルで2019年度東大二次試験の得点開示を行ってらしたことを取り上げました。
2回目の挑戦となる2020年度東大二次試験の得点開示も、ずっと先、忘れた頃なんだろうなぁと思っていたのですが、なんと!もう開示されてらっしゃいました。
以下、2019年度と2020年度の、得点結果比較になります。
2020年度 2019年度
国語 63 67
英語 60 47
数学 10 28
日史 39 20
世史 31 31
合計 203 193
不合格者ランク C D
うちの子も浪人だったので、この結果を見ているとある共通点に気づきますね。。
国語。現代文に限定して言いますが。現代文は学習して着実に伸ばすのは本当に難しい。難関大になればなるほど、設問の回答の基礎となる箇所を本文から見付けて整理して回答にまとめる、という基本的な記述テクニックが通用しにくくなる。国立難関大になると現代文は小問一個一個が実質ほぼミニ小論文というパターンもあり、この場合出来不出来は問題文・設問との相性に大きく左右され、現役よりも得点が低くなる場合も多々ある。
英語。英語は確実に伸びる科目。
数学。数学が特別好きでもない限り、学習したことを最も忘れやすい科目。知識及び計算能力のメンテナンスに相当時間を割かないと、忘れる、あるいは計算速度が遅くなる、などにより、現役より点数が下がる事が珍しくない。
歴史。単純な暗記科目で、山川の教科書を繰り返し読めばいい程度に認識されていることもあるが、そんな甘い科目ではない。最近は、実は英語よりもずっと学習しにくい科目なのではないか?と思い始めている。良い学習法もあまり聞いた事が無い。和田秀樹氏の著書を調べても、歴史の効果的な学習方法が、少なくとも私には読み取れない。
あと全般に言える事ですが、独学だと記述の添削指導をしてくれる人がいないので、特に現代文と英作文は伸ばしにくいと思います。ただタワシさんが宅浪で頑張ってるから視聴者は番組終了後もずっと応援しているのであって、四谷学院とかに行って普通に合格目指し始めちゃうと「東大受験芸人」という立ち位置が揺らいで、視聴者としては興味がなくなってしまうというか。。。視聴者に受け入れられるのは、Z会くらいまででしょうか。難しいところですね。
うちの子の浪人生活については、近いうちに反省記事を書きたいと思っています。今年浪人される受験生の皆様の為に。。
今日はこのへんで。
それではまた…。